回復期リハビリテーション

回復期リハビリテーション

河崎病院

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『One Heart』
 みんなを笑顔にしたい!

リハ科主任、病棟師長へのインタビュー!!

画像Q1.当院回復期リハビリテーション病棟の特徴は?
A1.やる気のあるスタッフが多く、優しさと情熱をもって毎日患者さまと向き合っています。地域の全ての人を支えきるという病院理念のもと、出来るだけ『その人らしい』生活に戻れるよう活動的に入院生活を送ってもらうことを目標にしています。
A1.20代から60代と幅広い年齢層の職員が働いています。新人からベテランが年齢、職種の垣根を越えて意見を言える拓かれた病棟で活気があります。患者様の平均年齢はなんど86歳!まさに超高齢化社会ですが、100歳の患者様が杖をついて歩いて退院されますスタッフも感動です。感謝

Q2.モットーは?
A2.全ての専門職が力を合わせ、患者様のneedsに基づいて1つのチームとなり、ゴールを目指すこと。
A2.心を一つに『one heart』でみんなを笑顔にする。

Q3.病棟で一番好きな場所は?

A3.トイレ!
『トイレに一人で行けるようになりたい』が目標となる患者が多く、リハビリの成果が表れやすく、笑顔が見られる場所です。
A3.病棟の廊下は患者さんの状態に合わせて距離を決めて歩行訓練ができる運動場のトラックのようで好きです。

Q4.アピールポントを!
A4.認知症サポートチームを運営し、患者の尊厳を守る。
転倒が起こった場合は、必ずカンファレンスを実施し、再発がないよう周知徹底する。
A4.スタッフの気持ちは熱い!特に主任二人は熱々で頼もしい!全職種、個性豊かで面白い!心も体も元気になれる病棟です。

Q5.最後に一言!
A5.昨年、セラピストマネージャーの資格を取ることができました。管理者としてまだまだ未熟ですが、スタッフに支えられながらより良い回復期病棟を目指して努力を続けています。
A5.患者さんはもちろん、スタッフも私にとっても大切な家族です。笑顔あふれる温かい病棟にしていきたいと願い、精進してまいります。

回復期リハビリテーション病棟の入院対象となられる方

  • 脳血管疾患、脊髄損傷などの発症または手術後2ヶ月以内の状態の方。
  • 大腿骨・骨盤・脊椎・股関節または膝関節の骨折または手術後2ヶ月以内の状態の方。
  • 外科手術または肺炎などの治療時の安静により生じた廃用症候群を有しており、手術後または発症後2ケ月以内の状態の方。
  • 大腿骨・骨盤・脊椎・股関節または膝関節の神経・筋・靱帯損傷後1ヶ月以内の状態の方。
  • 上記に準ずる(病棟専門医が医学的に準ずると判断した)状態の方。

当院の回復期リハビリテーション病棟とは?

 現在、急性期病院では在院日数の短縮化が推進され、一方では介護保険において在院在宅ケアサービスの体制が整備されつつあります。この急性期治療と家庭復帰の中間に位置するのが回復期リハビリテーション病棟です。
 回復期リハビリテーション病棟は、脳血管疾患または大腿骨頸部骨折などの患者さんに対して、食事、更衣、入浴、排泄、移動、会話などのADL(日常生活動作)の能力向上による寝たきりの防止と家庭復帰を目的としたリハビリテーションプログラムを実施します。
 プログラムは、医師、看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、介護福祉士、社会福祉士などが一つになり、患者様、ご家族と一緒に「ADLの向上、寝たきりの防止、家庭復帰」を目標に、リハビリテーションを進めていきます。
 河崎病院 では、大阪河﨑リハビリテーション大学と連携をし回復期リハビリテーション病棟に力を入れています。

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患者様・ご家族様を取りまくスタッフです

入院される患者様とご家族様をサポートする医師・看護婦をはじめとしたスタッフです。各スタッフの役割は下の図の通りです。

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◆看護師からのメッセージ◆
私たちは、入院中、一番患者様の近くにいます。安心して入院生活をお過ごしください。

◆栄養士(栄養科)からのメッセージ◆
各患者様にあわせた食べやすい食事形態、おいしい献立を工夫しております。

◆薬剤師(薬剤科)からのメッセージ◆
「名前、日付、飲み方」を記入し個人別包装しています。安心して服薬していただけるよう日々工夫しております。

◆理学療法士(リハビリスタッフ)からのメッセージ◆
主に、座る、立つ、歩くといった生活していく上で基本となる運動を一緒に練習します。思いどおりにいかない時もありますが、少しずつ、一歩づつ一緒に練習していきましょう!

◆作業療法士(リハビリスタッフ)からのメッセージ◆
日々の生活を出来るだけ自分で行なえるように、トイレ動作や食事動作等の練習をします。
どうしても出来ない時は道具を使ったり、環境を工夫することによって、よりよい生活が送れるようにサポートします。一つずつ出来ることを増やしていきましょう。

◆言語聴覚士(リハビリスタッフ)からのメッセージ◆
日常生活の中でコミュニケーションがとりづらくなったり、食べ物を飲み込むことが難しくなった方々へ、可能な限り要望に即したリハビリを提供します。

退院に向けた「話し合い、準備、工夫、練習」とは?

症状説明 医師より患者様、家族様にさせていただきます。
リハビリ説明 現在、今後どのようなリハビリをするか話し合い、患者様、家族様に説明させていただきます。
カンファレンス 入院期間中、月に1回、現状況・今後の方向性・目標・プログラムを医師、看護師、リハビリ担当・医療ソーシャルワーカーが検討します。
外出・外泊訓練、
家屋調査
自宅での生活を円滑に行えるよう「補助具、手すり、風呂など」リハビリスタッフが患者様に必要なアドバイスをさせていただきます。
退院指導 動作の介助方法、食事の調理方法、薬剤説明、お口から食事摂取できない患者様の為の注入方法、吸引など必要時に説明させていただきます。
退院カンファレンス 患者様・家族様と各専門スタッフ全員で具体的に退院後の生活について話し合い、考え全力サポート体制をとります。
地域連携室 介護保険の申請手続き、状態に合わせての区分変更手続きなどさせていただきます。また必要に応じ、地域のケアマネージャーさんや役所の担当者等関係機関スタッフとの合同カンファレンスの実施等連携をとりあい、患者さまご家族が安心して生活できるよう支援します。
リハビリ見学 家族様にもリハビリ場面を見学していただきます。

ご家族様に準備していただくもの

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  • 洗面用具(歯ブラシ、コップ、くし、鏡など)
  • 着替え(私服、動きやすい服装、パジャマ)上靴
  • タオル、バスタオル(数枚)
  • 箸、コップ、楽呑み、エプロン
  • 現在使用している義歯、眼鏡、杖、装具など
    (必要時に声をおかけします)

退院後のフォロー

画像退院後、フォローにも充実させるため、下記サービスを行なっております。

・外来診療
・訪問看護
・訪問介護
・訪問リハビリ
・通所リハビリ・・・ などがございます。

詳しくは病棟スタッフにお聞き下さい。御説明させていただきます。

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